チャレンジ
昨年、建築設備士の資格を(今更ながら)取得しました。2年がかりでしたが、とても良い勉強になりました。これからの業務に活かしていきます。特に関係法令を改めて整理できたのが良かったです。
さて、建築設備士の資格を取得するのに、もう1つ目的がありまして、それは、建築士の受験資格を得るためです。
な〜んと、建築設備士を取得すれば、二級建築士の受験資格が得られるのです。
更には、将来的に一級建築士まで登り詰めたいと目論んでおります。
で、余談ですが、機械工学科卒の私が一級建築士の資格を取得するには、
・「建築」実務経験7年、又は
・建築設備士の資格+「建築設備」実務経験4年
が必要。(二級建築士+「建築」実務経験4年でも可)
業務上、建築の実務経験は難しいので、将来は建築設備士経由で一級建築士まで進むつもりです。
それで、二級建築士を取ると、一級でなくても、住宅などの一般的な建築設計は可能となります。スキルの幅は広がります。
それと合わせて、二級もしくは一級建築士になれば、建築基準法第12条に係る建築物の定期点検(検査)を行うことができます。前所属の保全指導で関わっていた内容について、点検の当事者となって実施することができるようになるのです。
建築物の老朽化が進み、維持保全の必要性がこれまで以上に高まるなか、世の中のために貢献できる一つのフィールドなのです。そんなところに私の経験を活かしてみたい。
世の中の建物が安全に愛されて使い続けられる、そんな社会づくりに持てる力を発揮したい。市役所で建築営繕業務に携わった後、引退しても社会の一員としてやりがいを持って生きていきたい。
「建築士」って魅力あふれる仕事。
だからチャレンジするのです。頑張ります。